脂肪燃焼ってどうやって起こるの?
中性脂肪は、食べ物から摂取された糖質がブドウ糖に分解され血液中に送られたけど余ってしまい体内に蓄えられたもののことをいいます。
蓄えられた中性脂肪は、そのままにしているだけでは消費することができません。
どうしたら消費してくれるかというと、
体のエネルギーが減少すると、脳が脂肪分解の指令を出す
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脂肪代謝・分解に関係する酵素の「リパーゼ」が活性化する
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リパーゼの働きにより、脂肪細胞が脂肪酸とグリセロールに分解される
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脂肪酸が全身の筋肉に運ばれ、ミトコンドリア内で酸素と結びついてエネルギーに変換される
人は寒さなどの刺激を受けたり、運動をしてエネルギーが必要になったりすると交感神経の活動が活発になります
すると、リパーゼが活性化され、中性脂肪を遊離脂肪酸とグリセロールに分解します。
つまり、エネルギー不足に脳が反応しないと溜め込んでいる脂肪をエネルギーに変換しないということです。
また、無酸素運動ではブドウ糖が、有酸素運動では中性脂肪が主なエネルギーとして消費されます。
ダイエットを考えた時、まずは有酸素運動からしていくことが効果的です!