ストレスはダイエットの敵!?
ストレスとは、外部からの様々なストレッサーと言われる、
心理的、感情的、環境的、物理的な物による負荷や刺激により引き起こされます。
コルチゾールホルモンは、ストレスホルモンともいわれ、ストレスを感じると分泌されます。
ストレスに対抗してくれるホルモンなので、決していらないホルモンではありません。
しかし、ストレスを抱えすぎると過剰に分泌し、代謝を悪くしたり他のホルモンにも影響を与え、脂肪を溜めやすく、さらには甘いものを欲するようにします。
私たちの脳には「大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)」という部分があり、ここで食欲、性欲、睡眠欲、意欲などの本能や喜怒哀楽、感情、睡眠などをコントロールしています。
ストレスを感じると、この『大脳辺縁系』という部分が興奮し『ドーパミン』というホルモンが多く分泌されるようになります。
ドーパミンは摂食中枢に働きかけ、食欲を増大させる作用がある為いつも以上に食べ過ぎてしまう原因となります。
また、同時に満腹中枢を刺激して食欲を抑える作用がある「レプチン」と呼ばれるホルモンの働きを抑制してしまい、どれだけ食べても満足できない(満腹感を得にくい)脳にしてしまいます。
さらに、ストレスによって自律神経やホルモンバランスが乱れ筋肉量が低下することで代謝低下に繋がる場合もあります。
このようにストレスによっても、痩せにくい身体を作ってしまうのでダイエットをする上でも適度にリラックスやストレス発散の時間を作ってあげると効率よく痩せられるようになります。